桜の花びらの"土づくり"
“体の裡”感ずるままに
- 2015.5.2
毎日駅に向かう途中にある桜の公園は、何か重要なことを気付かせてくれる。
今年は特に満開になった後の推移が気になって、少しづつ葉桜になりそのコンビネーションを楽しんだり、夜帰るときの街灯越しの薄明かりに映える夜桜を楽しんでいました。
花びらが散って公園の中の土がピンク色に染まって、ピンクのジュータンを敷いたようになっていました。
雨によって、花びらのエキスが土の中に沁み込んで、今は土の色が何とも言えない豊穣な色合いになってきています。
40年以上、毎日のようにこの公園の脇を通っていたのですが、
このような自然の土づくりが行われていたのを見落としていました。
そして、毎年綺麗な花を咲かせて、鳥たちや虫たち、そして生きている者すべてに楽しみを与えてくれていたことに気付かされました。
生きているということは、一時も休みなく変化し続けていることを。
季節の体(5月~6月)
季節の体
- 2015.5.2
もう体は湿気を感じて、梅雨時の体になっています。
体は季節の変化の到来を先取りして、楽に過ごせる準備をしています。”生きている体の働き”なのです。
しかし、急に暑くなって来て、体は変化についていけずに、肺を守っている肋骨が硬直したままの状態の人が大部分です。
”湿気を感じても汗を出せない状態”が続いています。
つまり、体温調整が出来ずに”体の裡が蒸れた状態”になっています。
そういう体は、”体がだるい・体が重い・朝がつらい・背中が丸くなる・顔の表情が強張る”など。
さらにこれから、”のどが腫れる・甲状腺の異常・膝が痛い・頻尿になる”など、腎臓系の働きが落ちてきます。
対処法は、肋骨を弛めて”汗のかける体”をつくることです。
特に、体温調整機能の要である、胸椎5番を弛めていくことです。
人体力学体操の中の胸椎5番の体操が、この季節では欠かせない取り組みになってきます。
梅雨から夏にかけての体づくりの要になります。
合せて、”のどや甲状腺が腫れる・耳の異常”などを抱えている場合は、足湯をお薦めします。
今年の夏も猛暑が予測されています。
今から汗のかける体をつくって、体温調節機能を活発にしておくことが梅雨から夏にかけての体づくりの最重要課題になります。
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