梅雨の体の準備
- 2013.4.30
昨日・一昨日ともに温かく柔らかい日差しが続き、久しぶりに“日本の春”を感じられ、気持ちよく穏やかに過ごすことができました。
ゴールデンウィークの幸先がいいと思われたのではないでしょうか?
しかし何か、嵐の前の静けさを感じていました。
今日は昨日とは打って変わって、風や雨がズッと続くわけではなく、降ったり止んだりしていて、何とも不気味な感じがしています。
心穏やかに過ごせる、一番いい季節がどこかに往ってしまったようです。
体は、本来であれば生命の活動期を経て、体が弛んで体全体がリフレッシュされ、汗のかける体になっているのが人体のこの時期の特徴なのですが、気候の変動の激しい特に去年の夏の猛暑によるダメージを抱えたままの人が多くなってきており、体が強張ったままの人が多くなっているのが現状です。
この時期は、梅雨の前になるのですが、もうノドが痛い、神経痛が出た、体がダルイ、重い、浮腫むなどの症状を抱えている人が沢山でてきました。
梅雨の時期の体に衣替えをしているようです。
【対処法】
本格的に鬱陶しい梅雨に入る前に、汗のかける体に調整していくことが大切になります。
家の中にこもらずに新緑を眺めながらの散歩など心身ともに爽快になります。
ジョッキングなどよりも、大股で適度の時間を散歩に当てることがお勧めです。
そして、お休みになる前に、足湯をして一日の疲れをとってお休み下さい。
生命の活動期(汗のかける体)
体の動き
- 2013.4.8
生活の中に潤いを与えてくれた桜も葉桜に変わってきました。
花の最盛期には大勢の小鳥達が活動期を謳歌していましたが、葉桜になった今は一羽もいませんでした。
その代りに、カラスが数羽飛び交っていて、自然の摂理・恵みは見事に棲み分けているように思えました。
生命の活動期の最終章は、腰椎の4番(生殖器の働き)の弛みから始まって腰・背中・首・頭まで弛み、衣替えをしたようにリフレッシュがなされることなのです。
冬の寒さから体を守るために脂を蓄え、毛穴を閉じて過ごしてきた体が脱皮をしたように、汗のかける体に切り替わって、体の新陳代謝がスムーズに行われ、夏の暑さを元気に過ごせるように計られているのです。
【キーワードは汗のかける体なのです】(汗の効用参照)
しかし今年は、温かくなってこれから楽に過ごせると思っていると、急に寒くなったり、嵐のようになったりと最近の天気は急激に変化しています。
このような急激な気温をはじめとする天気の変化は、人体にも大きな刺激を与えてきます。
急激な気温や気圧の変化のため、毛穴を閉じたり開いたり忙しく変えていかなくてはならなく皮膚呼吸(呼吸器)に負担が掛かってきます。
体の弛んでいる人はいいのですが、体の硬直している人は、スムーズに変化についていくことが出来ず、呼吸器に負担がかかり、肺の働きが落ちてきて、呼吸が苦しくなってきたり、血圧が上がったり下がったり、不整脈が出たりしてくるのが特徴です。
この時期の健康法は、体を動かしたり、部分浴を活用したりして汗をかく生活を心掛けることです。
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