“いびき”を整体法で読む
体の動き
- 2010.8.31
“いびき”は、本人が自覚することは極めて難しく、ほとんどの場合家族や同僚から「うるさくて眠れない」「寝る部屋を別にしてくれ」など、“いびき”の騒音は厳しく指摘されています。
★ “いびき”をかく時
1、食い過ぎ、飲み過ぎた時
2、疲れ過ぎた時
3、小便が詰まっている時
4、のどに異常がある時
5、鼻の粘膜が乾く時
6、頭を打った時
7、脳卒中を起こした時
8、腎臓が悪い時
など、泌尿器・のど・脳に密接な関係があります。
★ 体の異状を知らせている
泌尿器・のど・脳に密接な関係があり、これらの異状を知らせる症状ともいえます。
泌尿器やのどの異常は腎臓系統に負担がかかった状態で、体が硬直していて流れの悪い状態を現しています。
また、頭の異状を現しています。
★ 対策
整体法では、“いびき”をかく部分的な機能の面から診ていくことだけでなく、体全体の働きの中から原因を読んでいきます。
慢性化した場合は、なかなか治りにくいのですが、呼吸器系・腎系を中心に骨盤・肩甲骨まわり・後頭骨を調整し、弾力のある流れの良い体づくりを目指します。
肋骨をゆるめる、リンパ体操・C体操・肋骨挙上体操などを寝る前と朝起きた時に習慣づけて行なうと効果があります。
★ 子供の“いびき”
泌尿器の故障や鼻の関係から起こす場合が多く、足湯などで足を温めると効果があります。
猛暑から秋口を元気に過ごすには
季節の体
- 2010.8.26
今年は猛暑が続き、毎日のように熱中症に悩まされている話題が尽きません。体温を超えるような暑さが続いているため、環境の変化に体がついていけないためです。
このような時は、環境を変えて楽に過ごせるような対策が肝腎なことになります。
★ 硬直した心と体
体温を超えるような暑さは、体の防衛反応から身を硬くして体を守ります。また、クーラー病に罹ることを恐れて、窓を開けたり扇風機で過ごすことから離れられない方が見受けられます。
その結果、眠れない、疲れが取れない、下痢、眼の充血、耳の異状、頭痛など、硬直した体では肉体的にも心理的にも負担が増すばかりになります。
★ 春の花粉症に似た症状
秋になり涼しくなってきますと、春の花粉症に似た症状がはやります。この現象は花粉の所為ではなく体が硬直して呼吸器系や腎臓系に負担がかかっているためなのです。
★ 寝冷えに注意
秋口は湿度がまだ残り、しかも夜暑く朝方は冷えます。寝るときは暑いため夏の薄い掛け布団を利用することが多いのですが、朝方は冷えるため寝相の悪い人は寝冷えを起こします。
寝冷えは子供がするものと考えている人が多いと思いますが、年齢に限らず注意する必要があります。
★ 秋口の症状
だるい、眠い、風邪、神経痛、ゼンソク、リュウマチ、肩こり、のどの異常、心臓や腎臓を壊すなど。
今年は花粉症の症状。
★ 対策
① 残暑の残る熱帯夜は、クーラーを上手に活用し秋用の掛け布団を使い、熟睡できる環境を整える。
タイマー(3時間以上)活用や温度設定(おおむね27度〜28度程度)に気を配ることが重要です。
② 運動やお風呂を活用し、汗を出し体を弛めて弾力のある流れのよい体をつくる。
③ 寝冷えの症状には、起床直後の足湯が最適です。
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