着手の妙味「断食3週間あっという間に過ぎ去る」第3回
断食と体の働き
- 2010.1.18
★ 食事とは、体をつくることだけではない
“食事をとる”ということは、体力を維持したり体をつくることの他に多くの要素を抱えている。
それが証拠に、お腹が空いていないにも拘らず、時間が来た、付き合いだから、もったいない、悲しいから、嬉しいから・・・と、
様々なきっかけを理由に、何かといえば食べることが付いてまわる。家族を始めとする人とのコミュニケーションや体の裡からの働きかけによって左右される。
★ 体との契約を破る
一応2週間の約束をして断食を始めたが、2週間が終わった時点でこれならもう1週間は楽に行けると思い、体には報告なしに勝手にもう1週間続けようとした。
いつも通りポカリスエットを飲もうとしたらなぜか飲めない。ああ、飽きたのかと水を飲んでみる、これも不味い・・・・・
そこで思い出したのが、確か2週間の約束で始めたことだった。
“ふっと”体が怒っているのではないかと感じた。すぐ体に謝ってみた。そしてもう1週間やってみたいと話しかけ、相談してみた。
するとなぜか、ミカンが思い浮かんできた。余り美味しくなくて残した夏ミカンが1個、冷蔵庫に有ることを思い出した。
さっそく食べてみると、これが何とも美味しい。3切れ食べたら落ち着いてきた。
★ ホウレンソウの徹底を思い出す
ポパイのホウレンソウではない。報告・連絡・相談の報・連・相である。会社にいた頃は、常に迅速に報告・連絡・何かのときには相談が不可欠と育ってきた。
自分の体に対する報告・連絡・相談を怠っていた。体との対話の重要性を気付かされた。
平成22年を考える
新しい年
- 2010.1.8
恒例の井本整体の正月講座(1月2日〜4日・テーマ“中心”)は充実した3日間でした。
そして今回はさらに、翌日(5日)に、井本先生による全道場生に対する特訓を受けることができました。
多くの人が正月気分に浸っている時に、井本整体では真摯に整体の真髄を学ぶことが伝統の行事になっています。
今どき、このような時間を割いて生徒に学ぶ場を与えてくれる師匠がいるだろうか?
師匠の真剣さに、ゆるぎない自信と厳しさのなかにある、愛情を感じた4日間でした。
“脱皮” 破壊から建設へ
去年から今年にかけて、政治・経済を始めとする社会システムが古くなって機能不全を起こしている様が誰の目にもはっきり判るようになってきました。
そして今年は、残された最後の旧システムの崩壊となって現れ、瓦礫の中から“希望の芽”が至るところで出てくる予感がしています。
私にとっても、開業以来7年目の年を迎えることになりました。
井本先生という偉大なる師匠の下、研鑽に励んできたものの、全ての患者様の要求に応えるには、技術的にも心理的にももう一歩、大きな壁を乗り越えることができずに過ごしてきた7年間でした。
昨年は、夏に3週間の断食を行い、意識的に体に緊張感を与え、体の中で眠っている力の呼び起こしを行い、新たな建設(技術的にも心理的にも心身ともに)を図りました。
今もまさに建設中であります。(整体勘どころ“断食と体の働き”参照)
破壊(3週間の断食生活)から約半年を経過する建設、そして正月講座・特訓を通じて大きな気付きを得ることができ、私にとっても“新しい希望の芽”を見出すことができました。
これから20年、整体指導の道を歩むことに揺るぎない自信と確信を持つことができました。
ご縁を頂いた皆様方の健康生活の充実のために、お役に立ちたいと改めて決意致しております。
健康生活 事始め “2度寝をしない生活習慣”
健康生活ルネッサンス
- 2010.1.7
2度寝をしない生活習慣は“集中力・決断力・自発性が高まる”
★ 朝の目覚めが大切
良い1日を送るためには、朝の目覚めが大切です。最も重要なことは、目が覚めたら一度でスパッと起きることです。
つまり、2度寝、3度寝をやらないことです。
眠りの良し悪しは後頭部に現れ、2度寝、3度寝を繰り返すと後頭部がブヨブヨ(弛緩)してきます。
後頭部と胸部・腰は関連性があり、後頭部がブヨブヨ(弛緩)になっていると言うことは、腰に力がないということを現しています。
後頭部の中央には延髄があり、延髄は呼吸の中枢であり、眠りの中枢でもあります。
★ 眠りは質が大切
眠りは量の問題ではなく、質の問題です。長さの問題ではなく、深さの問題です。
健康のためには8時間の睡眠が必要だと言われていますが、これは大きな誤解です。
睡眠時間というのは体質やその時の環境によってみな違います。
睡眠を8時間で管理している人は、時計を見て“まだ何時だ、まだ起きるには早い”と言ってまた寝てしまいます。
2度寝、3度寝の常習者となってしまいます。
★ 2度寝、3度寝常習者の体
① 2度寝、3度寝が常習化し、いつまでも寝ているのがクセになりますと、体が硬直し、虚脱感が残り、ますます長く寝ていたくなるという悪循環に陥ります。
② 腰に弾力や力がなくなり、集中力、決断力がなくなり、動くこともだんだん億劫になり、やろうと思いながらやれなくなってきます。
やる意志がありながら行動できないような習慣がついてしまいす。
③ 病気になった時、治りにくい体質。
④ 骨など骨折した時、くっつきにくい体質。
⑤ 眠りが浅くなり、呼吸も浅くなる。
- カテゴリー
- 自分で学べる整体コラム[8]
- 体の動き[23]
- 季節の体[60]
- 新しい年[9]
- “体の裡”感ずるままに [28]
- 断食と体の働き[7]
- 健康生活ルネッサンス[1]
- 生きる力・懸命に生きている力[1]
- 講座 [1]
- 月別アーカイブ
- 2019/11
- 2019/10
- 2019/9
- 2019/8
- 2019/7
- 2019/6
- 2019/5
- 2019/4
- 2019/3
- 2019/2
- 2019/1
- 2018/12
- 2018/11
- 2018/10
- 2018/9
- 2018/8
- 2018/7
- 2018/6
- 2018/5
- 2018/4
- 2018/3
- 2018/2
- 2018/1
- 2017/12
- 2017/11
- 2017/10
- 2017/9
- 2017/8
- 2017/7
- 2017/6
- 2017/5
- 2017/4
- 2017/3
- 2017/2
- 2017/1
- 2016/12
- 2016/11
- 2016/10
- 2016/9
- 2016/8
- 2016/7
- 2016/6
- 2016/5
- 2016/4
- 2016/3
- 2016/2
- 2016/1
- 2015/12
- 2015/11
- 2015/10
- 2015/9
- 2015/8
- 2015/7
- 2015/6
- 2015/5
- 2015/4
- 2015/3
- 2015/2
- 2015/1
- 2014/12
- 2014/11
- 2014/10
- 2014/9
- 2014/8
- 2014/7
- 2014/6
- 2014/5
- 2014/4
- 2014/3
- 2014/2
- 2014/1
- 2013/12
- 2013/11
- 2013/10
- 2013/9
- 2013/8
- 2013/7
- 2013/6
- 2013/5
- 2013/4
- 2013/3
- 2013/2
- 2013/1
- 2012/12
- 2012/11
- 2012/10
- 2012/9
- 2012/8
- 2012/7
- 2012/6
- 2012/5
- 2012/4
- 2012/3
- 2012/2
- 2012/1
- 2011/12
- 2011/11
- 2011/10
- 2011/9
- 2011/8
- 2011/7
- 2011/6
- 2011/5
- 2011/4
- 2011/3
- 2011/2
- 2011/1
- 2010/12
- 2010/11
- 2010/10
- 2010/9
- 2010/8
- 2010/7
- 2010/6
- 2010/5
- 2010/4
- 2010/3
- 2010/2
- 2010/1
- 2009/12
- 2009/11
- 2009/10
- 2009/9
- 2009/8
- 2009/7
- 2009/6
- 2009/5
- 2009/4
- 2009/3
- 2009/2
- 2009/1
- 2008/12
- 2008/11
- 2008/10
- 2008/9
- 2008/8