春の体(その2)
季節の体
- 2009.2.20
立春を過ぎて、温かくなったと思っていますと、急に寒くなったり、冷たい風に見まわれたりしていますが、春の季節が近づいてきました。
人間の体も春の体になってきている人が多くなってきました。
春の体は“下痢と腰痛・花粉症からです。
今回は“腰痛について”
春の体は、寒さによる緊張が解けてきますと先ず腰がゆるんで活動期に入ってきます。腰は生殖器の働きに関係の深いところです。
動物たちは腰がゆるみますと発情期に入ります。人体は腰がゆるみますと骨盤がゆるみ、背中がゆるみ、後頭部がゆるんで春の体になっていきます。
生殖器に関係の深い腰椎4番からゆるみ始めてきますと腰周りのどこかで支えなくてはなりません。柔軟で弾力のある体は、自然に春の体になっていきますが、硬い体の人は腰や骨盤が硬直して腰痛を起こしやすくなります。そのため春先は腰痛になりやすいのです。
そうして、ストレスや過労・食べ過ぎ・飲みすぎなどをきっかけにぎっくり腰を起こす方が多くなります。
常日頃から体操やセルフケアーを行い柔軟で弾力のある体づくりが大切になります。
(注)健康指導の項目参照下さい。
春の体(その1)
季節の体
- 2009.2.10
厳しい寒さが続いていますが、暦では立春が過ぎました。
体の方も、そろそろ春の体に変化してきている方が見受けられます。春の体は“下痢と腰痛・花粉症”から始ります。
日本人の体は、季節に応じて変化していくようにつくられています。
冬の寒さから身を守るために皮下脂肪を蓄えて寒さに備えてきました。
これからは、夏の暑さを快適に過ごすために皮膚呼吸を活発にし、体温調整の要になる“汗のかける体”に変化していきます。
そこで体は、冬の寒さに備えて蓄えてきた皮下脂肪を腸に落として体外に排出していくように気温や湿度に順応して働き出します。
これが春先に起こす下痢の理由です。
このことを病気と称して止めてしまったら、出すべきものは体の中の何処にため込まれてしまうのでしょう。恐いこととは思いませんか?
最近では幸いなことに、下痢をとめてはいけないと言われ始めていますが、“体の働きを病気にしてしまう恐ろしさ”を考えなければなりません。
もちろんこの時期であっても、止めなければならない下痢がありますので原因を正確に確かめることが大切になります。
通常は短期間でスッキリした気分になって終わりますが、長く続いたり嫌な感じや苦しいような場合はご相談下さい。
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